埼玉県レッドデータブック未登録種
北川辺の希少植物と言えばオニバスが知られているが、ここでは、埼玉県レッドデータブック(2005)北埼玉地方に未登録5種を紹介する。いずれも、渡瀬遊水地では普通に見かけられる植物であるが、ヨシ焼き(火入れ)の行われなくなった渡良瀬川の河原にけなげに生き残っているものだ。
ヨシ刈りやヨシ焼き(火入れ)が行われなくなった河原は、森林化など環境が変化しているので、絶滅の危機にあるものと思う。
埼玉県のレッドデータブック担当者の目に触れれば幸いである。
(研究者の調査が入ればさらに多くの貴重種が発見されると思われる)
河原にはこの他に下記の貴重種が普通に見られる。
ノウルシ
貴重種:準絶滅危惧種
ノカラマツ
貴重種:準絶滅危惧種
ミゾコウジュ
貴重種:準絶滅危惧種
トネハナヤスリ
貴重種;絶滅危惧U類
(VU)
現在の河川敷ではなく、かつて河川敷であった休耕田に毎年姿をあらわす。
ヌマアゼスゲ
貴重種:絶滅危惧 II 類(VU)
ノダイオウ
貴重種;
準絶滅危惧(NT)
マイヅルテンナンショウ
貴重種:絶滅危惧 II 類(VU)
ハナムグラ
貴重種;絶滅危惧U類
(VU)