2019年1月
1月30日 ミサゴ
上空を一直線に通っていった猛禽は、鶚(雎鳩、雎、鵃)。
魚を狩ってきたようだ。
谷中湖が減水すると漁がし易くなって、魚を掴んだ姿をよく見る。
ミサゴは全国的には留鳥だと云うが、
「渡良瀬遊水地の野鳥図鑑」には次のようにある。
以前は秋の移動の途中に立ち寄るものだけだったが、 最近では数羽が越冬し、そのまま越夏するものまで出てきました。 |
チュウヒはヨシ原に住むという習性、渡来数の多さから、渡良瀬遊水地のシンボルバードとよんで良いでしょう。 |
もう少し近寄ってくれないかとカメラを構えていると・・・。後方から白い影。
ノスリ
後方から鵟(野擦)が頭上を通過していった。
シャッターが遅れたが白い鳥影は捉えた。願わくば正面から来ていただきたい。
1月13日 キタミソウ
池内水路谷中橋廃橋南側(下流方向)の露になった川底。
12月に入ったときには発芽間もない北見草の小さな個体がたくさんあったのだが・・・。
今日は個体数は少ないが、大きくなって花を咲かせているものもある。
この個体は赤く変色しているが枯れてはいないようだ。
霜柱に持ち上げられて根が露になったこの子たちは枯れてしまうだろう。
谷中橋廃橋の真下の個体はさほどの成長はないように見えるが良い色をしている。
この冬は暮れから雨が降っていない。
この川底は例年より乾いているので強力な霜柱がなかったのだろう。
天気予報ではしばらく降雨がないようなので、温かくなるまで生き長らえるかもしれない。
北海道の北見地方で発見されたのでこの名が付けられた。ゴマノハグサ科。
貴重種;絶滅危惧II 類(VU)
1月10日 北の山々
(拡大)
関東各地で冬一番の寒さと報道していた。
この地方は雲だ多い天候であったが、北の山々は日の光を浴びて一段と美しい姿を見せた。
第一排水門土手からは、太平山の右方向に高原山、さらに右方向には冠雪の那須岳が美しい。
高原山
高原山は栃木県北部ある火山群(最高峰は釈迦ヶ岳)で馬蹄形のカルデラを持つ。
鶏頂山・・・・・1.765m
西平山・・・・・1,712m
中岳・・・・・・・1,728m
釈迦ヶ岳・・・・1,795m
剣ケ峰・・・・・・1,540m
高原山は黒曜石の産地で、剣ヶ峰には後期石器・縄文時代の黒曜石採掘坑が発見されている。
採掘坑の年代は放射性炭素測定で18,00~19,00年前頃だという。
1月8日 ダイサギ
このところ、何故かは分からないが下宮橋の谷田川上下流に大鷺が集まっている。
ダイサギはペリカン目サギ科の留鳥。
抜き足・・・・・