2019年10月

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10月23日   復旧作業

遊水地は台風19号の豪雨で水没し、減水した後には大量の泥が置き去りにされた。
谷中湖周回路、中道で泥の除去作業が行われている。
ブルトーザーで泥をすくっているのだが・・・、元の状態に戻すのは容易ではない。

中の島の休憩所の屋根はどこかに行っちゃった。

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10月18日   泥だらけ

土手上から見ていると、下宮橋から入った関係者の車が横滑り!
危険を悟ったらしく戻ってきた。

谷中湖周回路には濁流かもたらした細かい土が積もって泥だらけ!
やっかいだ。

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10月16日   下宮橋

下宮橋が現れ、昨日は西橋に続く湖の中道を覆っていた水も退いた。

渡良瀬川本流と第一調節池の水位の差がなくなってきたので、減水の速度が遅くなってきた。
(調節池の水の放流は機械ではなく水位の差で行っている)

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10月15日   谷田川橋

一昼夜減水続けて、機場近くの谷田川橋が姿を現した。


下宮橋

ここから谷中湖の周回路に入れるのはまだまだ時間がかかりそうだ。


ミサゴ

下宮橋の上流、まごころ橋の上空にミサゴが一羽。


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10月14日   渡良瀬川減水

水位が下がって、土手の斜面に昨日の最高水位が目視できるよyになった。


第一排水門放流

(8時48分)
本流の水位が下がって、遊水地の水位と逆転したので水門を開ければ遊水地の水が本流に流れ込むことになる。
シャッターを少し開けると激流のように流れ出た。

全開すると、短時間であったが遊水地の水位が明らかに減水している。

(10時27分)
本流の水位が下がれば・・・、放流が進んで谷中湖も姿を現すことになるだろう。

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10月13日   台風19号

気象庁が伊勢湾太陽(1959年・昭和34年)に匹敵すると発表していた大型で強い台風19号は、
12日午後7時前に伊豆半島に上陸して、関東地方を縦断して、13日福島から太平洋に抜けていった。
豪雨が、東海から東北まで広範囲に洪水など爪痕を残した。

この地域の渡良瀬川の水位はは13日未明に氾濫危険水域に達した。レベル4だと云う。

渡良瀬川本流は無事であったが、支流では、佐野市の秋山川が氾濫するなどの被害が報道されている。


午前の水位(8時45分)

第一排水門の土手から上流方向。後方のアーチは新三国橋。
土手の水際に減水の痕跡がないことから、最高から減ってはいないようだ。が、まだ余裕があるように見える。


機 場

谷中湖の水位を調節する機場の一階は完全に水没している。


越流堤

かなたの越流堤も水没しているが、この時刻にも本流から流れ込んでいる。


中央エントランス

奥に中の島の木々が見えるが、手前の橋(下宮橋・西橋)は水没している。 


谷中湖

スポーツ遊学館の屋上から見ると、対照的に筑波山はきれいだ。

1989年(平成元年)に完成した渡良瀬遊水地だが、以来1番の流入のようだ。

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10月9日   カンエンカヤツリ

灌園蚊帳吊江戸時代の本草学者岩崎灌園にちなんで名付けられた。
カンエンガヤツリは攪乱依存種といわれ掘削地などで大群落を形成することがあるが、2~3年すると消えてしまうなど厄介な植物だ。

このカンエンカヤツリは史跡ゾーンの溝の中。この辺のヨシ原の縁でもぽつんと単独で出現することがあるのだが、
ここに出るとは思いがけないことではあった。

カヤツリグサ科の一年草。貴重種;絶滅危惧II 類(VU)

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10月5日   ひっつき虫

この季節、草叢に入るとズボンのすそにひっついてくるのはこれ


長さが1cmほどの種子の先は槍先のようになって逆鉤がある。
数百倍の大きさであれば捕鯨の銛にも使えそうだ。


センダングサ

本体は
栴檀草
調べてみると、白い花びらがあるのはシロセンダングサ(
白栴の檀草)のようだが、交雑種も多いと云う。
北アメリカ原産の帰化植物。キク科の一年草。

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10月2日  ホソバイヌタデ


細葉犬蓼は「一度見れば分かります」と教えてもらったのは10数年前のこと。
確かに、このやさしい色は忘れようがない。

今年も谷田川の岸辺に群落を形成している。タデ科の一年草。貴重種:準絶滅危惧(NT)


アケビ


谷中湖周回路脇の林。絡みついている木通の実が熟して口を開けた。
一つもぎ取っていただいた。アケビ科の蔓性落葉低木。

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