2019年11月
11月30日 鏡の如く
このところ一番の冷え込みの昨日であったが、今朝も日冷え込み日陰では10時過ぎても霜が見られた。
散歩の時間は一桁の冷え込みだったが湖面は鏡の如く静かなもんだ!
カンムリカイツブリも湖面に映って美しい。
(この絵は上下を反転させている)
散歩人にとっては、「鏡の如く」のフレーズは幕末の人斬り以蔵を連想させる。
岡田以蔵の流派は鏡心明智流であった。
11月25日 ホソバイヌタデ
下宮橋から谷田川の岸辺を除くと・・・・
細葉犬蓼の小さな群落。
この季節、花は終わっているはずなのだが、瑞々しい花を咲かせている。
先月の大水でびっくりして(?)再生したのだろうか。
タデ科の一年草。貴重種:準絶滅危惧(NT)
11月21日 北の銀嶺
このところ雲に覆われていた日光白根山が姿を現した。
頂は雪を被っている。
日光白根山は、群馬県片品村と栃木県日光市の境界にある成層火山。
標高2,578mで関東以北の最高峰。
Googleマップで測定すると、遊水地から白根山までの直線距離は約70km。
11月19日 マガモのbattle
この後もこの2羽は追いかけっことbattlを繰り返していた。
雌を巡っての闘いなのだろうか。
11月16日 ヨシ原の道
台風19号がもたらした泥やゴミなどの撤去作業が進んで、15日から解放範囲が広がった。
史跡ゾーンのヨシ原の道もきれいになり、歩きやすくなっている。
この道にはヒシの実が散らばっているので、自転車は要注意!
ヒシの実
5月22日に池内水路が溢れ水路側道にヒシの実が打ち上がって・・・、散歩人の自転車は相次いで3度パンクした。
小さいが鋭く堅い棘は侮ってはならない。
桑の木並木
北エントランスから新赤間橋までの第一調節池横断道路もきれいになっている。
池内水路(谷中橋上流)
キタミソウやオオアブノメの自生地、池内水路の川底も姿を見せている。
池内水路(谷中橋下流)
川底の地形が若干変形しているが無事だった。
今年は暖かいから、もうすぐキタミソウも発芽するだろう。
11月14日 野 菊
土手の草叢に薄紫の可憐な花。
カントウヨメナ(関東嫁菜)だろうか。
11月12日 男体山初冠雪
谷中湖の彼方に日光の山々が雲の切れ目からかを顔を現した。
男体山と右(東)の女峰山に白いものが見える。
調べると・・・。
11日、低気圧とそれに伴った前線が本州付近を通過して、関東地方の高い山に積雪があったとのこと。
男体山の初冠雪は、平年より13日遅く昨年より11日早いとある。
浅間山も初冠雪ということだが、頂は雲に覆われていた。
参照 ➡
白 鳥
遥かな湖上の白い鳥影は白鳥のようだ。コハクチョウだろうか。
11月9日 台風19号の痕跡
開放された北ブロックの周回路はきれいに清掃されているが、
ここには濁流が運んできたヨシ屑がわんさと残っている。
子供広場
子供広場はきれいに清掃されていて、早くも新しい緑が見える。
泥だらけ
まだ手つかずのこの道にはアスファルトの上に泥がびっしりと付着している。
『冬になれば空っ風が吹き飛ばしてくれる』なんてものではなく、霜解けでぐちゃぐちゃになってしまうだろう。
厄介だ!
冬 鳥
湖上にはカモたちが憩っている。
手前はマガモで奥の3羽はヒドリガモのようだ。
11月8日 明日 谷中湖一部開放
渡良瀬遊水地アクリメーッション財団のHPには11月5日に、
【11月中旬頃には谷中湖北ブロック周囲道路やゲートのみ部分的に開放予定】
とあったが。
突然 明日開放!
参照 ➡ 191109 HP原稿.pdf へのリンク
ノスリ
土手上を滑空するのは鵟。
全国的には留鳥だが渡良瀬遊水地では冬鳥。
11月5日 霧湧き上がる
この秋一番の冷え込みとの天気予報に誘われて未明の遊水地。
北エントランス下の大沼からも霧が湧き上がっている。
秀峰筑波
それにしても筑波は美しい。
子どものころ、「筑波は一日に七色に変化する」と先生から教わった。
七色は未だに確かめてはいないがやはり美しい。
渡良瀬の土手を遊び場にしていた散歩人には、古河の街並みの遥か見える筑波山は原風景のひとつ。
左端はカロニナポプラ。遊水地では「カメラマンの木」と呼んでいる。
11月2日 立ち入り禁止
10月12日から13日に関東地方に襲いかかった台風19号のため出水した遊水地は依然として立ち入り禁止が続いている。
渡良瀬遊水地アクリメーッション財団のHPには10月24日に、
【北ブロック】→ 今月末開放予定(※作業進捗状況による)
とあるがその後この記事は更新されていない。
当分の間、味気ない土手の上の散歩が続きそうだ。
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