2019年3月

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3月27日  ヒメオドリコソウ(白花)

道端に白花の姫踊子草。 ヒメオドリコソウはーロッパ原産の帰化植物でシソ科の越年草。
花を下から覗くと・・・、こんな可愛い顏をしている。
散歩人はクリオネを連想する。

遊水池で白花を見たのは3所。
10年ほど前、役場跡の西斜面でも見たのだが次の年には消えてしまった。

白花は、ヒメオドリコソウの突然変異によるものだが、白花姫踊子草と呼ぶこともあるようだ。

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3月25日  アマナ

第三調節池の土手は面白い。
土手の斜面に花を咲かせているのは甘菜。ユリ科アマナ属の多年草。
咲いているころだと見に来たのだが、盛りではなさそうだ。
9時50分にはまだ開いていない。
甘いから甘菜で古くは食用にされたと云う。


ゲンノショウコ

現の証拠のようだ。フウロソウ科の多年草。
子どものころ茶箪笥の中で干からびていたものがこれ。
下痢など消化器系が異常をきたすと、母親はこれを煎じて飲ませてくれた。
効果が抜群なのこの名が付いた。

土手などに普通にあったのだがこの頃見かけることが少なくなった。
夏に可憐な花を咲かせる。

似たもので外来外のアメリカフウロは春に花を咲かせる。

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3月22日  貴婦人

(3月22日午前10時ごろ撮影)
子ども広場の白木蓮が満開に近づいている。

桜は入学式の花だが、木蓮(モクレン・ハクモクレン)は卒業式の花とも言われている。
花を見るとこんな歌を思い出す。
今日、散歩人の母校の小学校では卒業式が行われた。

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3月20日  貴婦人

子ども広場の貴婦人・白木蓮の花が咲き出して今日は賑やかだ。
暖かい日が続いているので、週末には華やかになるだろう。


ヨシ刈り跡

ヨシ刈り跡でもクズヨシは燃やされたが、炎から逃れた裸地がある。
まだ小さいが貴重な植物が見られる。

左 ハナムグラ  貴重種;絶滅危惧Ⅱ類
中 エキサイゼリ  貴重種;準絶滅危惧
右 トネハナヤスリ  貴重種;絶滅危惧Ⅱ類

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3月18日   ゴミムシ

史跡ゾーンの道を歩きながら塵虫芥虫)を探そうとしたのだが、
隠れていそうな石は既にひっくり返されていた。
昨日に人が入ったと思われる。恐るべしはゴミムシhunter!

愛好家に見つからなかった石があったので、ひっくり返すと・・・。

ゴミムシ発見。
カメラを構えていたのだが、早い動きについていけない老人であった。

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3月17日  史跡ゾーン

ウオッチングタワーから史跡ゾーンのヨシ原を見ると、
残りヨシが多いように見えるが・・・、まあまあこんなものだろう。
大事なところは黒くなっている。

第2調節池

鷹見台から第二調節池を望むと焼け跡に(写真中央)人影が二つ。何かを探しているようにみえる。
ゴミムシ(塵虫)でも探しているのだろうか。

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3月16日  ヨシ焼き

天気予報の雨マークがやっと消えて、絶好のヨシ焼き日和になった。

第一調節池





第三調節池



第二調節池

貴重な植物の自生地もよく焼けている。


コウノトリ

これだけの騒ぎなのに、コウノトリは遊水池内に留まっている。

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3月13日  カントウタンポポ

子ども広場に関東蒲公英
花の盛りは4月~5月ごろなのだがすでに咲き始めている。

40年ほど前のことだが、
どこかの大学の先生が「セイヨウタンポポに駆逐され、カントウタンポポは絶滅状態」と言った。
合点がいかなかったので、北川辺の田んぼのあぜ道などで探してみたら・・・、
そこらじゅうにあるではないか。
今でも、遊水池を取り囲む土手の斜面などでは普通に見られる。

子ども広場のカントウタンポポは、10数年前には探すのに苦労したが、年々増えている。


グ ミ

ふと見るとグミの実。赤く熟している実を食べると・・・、甘く、後に渋いが嫌味はない。
谷中湖の護岸ブロックの隙間に逞しく生存しているのだが、このグミは何なのだ。
ナワシログミに似ている。 苗代茱萸はグミ科グミ属の常緑低木。

だが、「本州(伊豆半島以西)、四国、九州、中国」とあり、さらに熟するのが早すぎる。

これは何でしょう?

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3月9日  春 霞

全国的に晴れ上がった今日は、干し上げでも残った湖面は波もない。
北の山々も姿を現わしたが霞がかかっている。
本格的な春の到来を感じる。


ヒドリガモ

9時。下宮橋を行くと谷田川に緋鳥鴨がのどかに浮いていたのだが・・・。.

11時。谷田川のヒドリガモたちは岸辺に這い上がって青草を啄んでいた。
まもなく渡去するだろう。大陸までまでの長い旅だからしっかり食べて体力を付けるんだぞ!

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3月6日  ベニマシコ

冬の間なかなか姿を現わさなかった紅猿子
遅ればせながら史跡ゾーンのアキニレの木に連日お出ましている。
このアキニレはレンタサイクルの東、役場跡や延命院跡に行きかう人の通り道そばなのだが、
人影にもすっかり慣れて、近くでシャッターを押すことができる。

今日は、暑い雲に覆われて暗い日であったが、数羽が実を食んでいた。

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3月5日   タゲリ

それらしい鳥が降り立ったなと思い、見当をつけて彼方を撮ると・・・。
かろうじて田鳧田計里)の姿が見えた

しばらく見ていると、飛んで上空を通過した。その数40羽あまり。

(拡大)
チドリ目タゲリ科の冬鳥。

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3月1日  ニワトコ

庭常の花芽が弾けて蕾を見せ春の訪れを告げている。スイカズラ科の落葉低木。
古くから枝や幹を煎じて骨折の治療の際の湿布剤に用いたために接骨木の名もある。

1月の埼玉新聞には、秩父長瀞の養蚕農家で小正月の飾りにする削り花を、ニワトコの枝で作っているとの記事があった。
魔除けの意味もあるようだ。

いろいろ調べてみると・・・、ヨーロッパでは精霊の宿る木とも。ハリーポッターに出てくる最強の杖はニワトコの杖だと云う。

小さなカリフラワーのようなこの蕾を天ぷらにして食する人もいるようだ。
弱い毒性があるので、危険だから散歩人は食べない。

4月には花が咲き、6月には赤い実が熟す。

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