2020年12月

直線上に配置

12月31日   秩父山塊

晴れ渡った遊水地の土手上から望むと秩父の山々が一望できた。
中央やや左の山並みの中に武甲山も見える。

雲取山

雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境にある。標高は2,017m。
昨今流行りの鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎の出身地として人気だという。

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12月28日   ミコアイサ

野鳥観察台から覗くと静かな湖面に巫女秋沙の♂が一羽。
白くなった♂の眼の周りが黒いのでパンダガモの異称がある。カモ科アイサ属の冬鳥。

ここでは、粗末な仕掛けしか持たない散歩人でもマシャッターが推せるほど近くで見られる。


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12月25日   谷中湖減水

このところ急激に減水した谷中湖の岸辺。
満水時は、右奥の白くなった護岸まで水があった。ざっと2mほど水位が下がっている。

不定根

岸辺のヤナギの不定根。この塊の上まで水があった。

干し上げ

今年の干し上げは1月下旬からだと表示があった。

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12月21日    八ケ岳

谷中湖の西彼方に八ケ岳。
このところの寒波で雪雲に煙っていた銀嶺を現した。
八ヶ岳は山梨県と長野県またがる山塊で南北30㎞の大火山群。

最高峰は赤岳で2,899m。

遊水地から八ケ岳までは直線距離で約120km。

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チュウヒ

このシーズンもヨシ原の上を直線的にV字で飛ぶ姿を時々見かけるのだが、
大抵はカメラの準備が間に合わない。
今日は、谷中湖の野鳥観察台でカメラを構えていると、上空を飛ぶ姿を捉えた。
タカ目タカ科チュウヒ属の冬鳥。
渡良瀬遊水地は国内最大の越冬地だと聞いている。
貴重種;絶滅危惧ⅠB類

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12月18日    赤城・地蔵岳

関越自動車道は積雪のためおよそ1000台の車が立往生だと報じている。
遊水地から見ると北の山々は雪雲に隠れているが赤城は晴れた。
積雪の赤城山は稜線が浮き上がって一層美しい。

PCで地蔵岳を見ていると手前の山に何かある。

謎の文字

「小大」と見える。

色々調べてみると、足利市と佐野市の境に大小山(313m)があり、
その山の崖に文字板が掲げられているようだ。

今まで気づかなかった己の貧しい注意力を恥じ入るばかりだが・・・。
それにしても、何のための文字だろうか?

ここを訪ねた人から教えてもらった「小大」のいわれは次の通り。

江戸末期、地元住民が無病息災を祈願して、
大小山麓の阿夫利神社に祭られている『大天狗』『小天狗』にちなんで、
山頂の崖に『大小』の文字板を掲げたのが始まりで、
現在は一文字7m四方総重量1t強のステンレス製になっている。


ありがたいものでした。


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12月17日    撮鳥(とりとり)さん

史跡ゾーン広場には連日たくさんの撮鳥さんが集まってくる。
アキニレに来る白いアトリを狙っているのだ。今日は右のアキニレの枝に来ているようだ。

これが標的になっている白いアトリです。


霜の花

日陰の道端にFrost flower
このところの冷気で地面に降りた霜が、地上近くの葉などに付着し氷の結晶になったもの。
この針状の氷の周りにさらに細い氷が扇状に広がると完全な霜の花になるのだが、これは蕾程度。
散歩人はこの程度でもFrost flowerと呼んでいる。

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12月13日    コウノトリ

昨日はチュウヒが見えたヨシ原浄化施設の中の道を行くと上空をが横切った。
干し上げで減水すると谷中湖にもやってくるのだが、第一調節池では珍しい。散歩かな?
羽の文様が美しい。

それにしてもこの時季のヨシ原上空は油断できない。
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属の留鳥。国の特別天然記念物。絶滅危惧ⅠA類(CR)

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12月11日    静 穏

この季節には珍しく温かく静穏!
気象用語では「静穏」とは風力0(風速0.3m未満)とある。
これは谷中湖岸辺の1枚。

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12月7日    Journeys in Japan
「足尾からの再生」

12月9日 NHKBS1 14:00~14:30

渡良瀬遊水地の様子も放映されるようです。
遊水地の様子を1年中撮りまくっているあの方も出演しているようです。
必見です!

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12月5日    椿

谷中湖周回路脇の雑木林の中に丈1mほどの椿が早々と花を咲かせている。
(我が家の早咲き椿の蕾は、動き出してはいるがまだ花弁は見えない)

小さな花だが落ち葉の積もった雑木林に彩を添えている。
ヤブツバキだろうか。

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12月3日   ラクウショウ

史跡ゾーン広場の落羽松が色付いている。
ラクウショウは北アメリカ原産の落葉高木。第三調節池には植栽された林がある。
気根があり浅い沼のような湿地でも呼吸ができる。和名は沼杉。
気根が林立すると野仏の趣がある。

広場のラクウショウの気根は芝刈り機の刃によって削られて成長できない。
が、稀に根元に現れるものは刃を逃れる。

根元の気根は、本体が成長すると幹に取り込まれて胎内仏となる(?)

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