2020年1月
1月31日 カモの群
谷中湖西橋から覗くと、干し上げでも残った水場にカモの大集団。
撮った絵を拡大すると・・・。
彼方にはオナガガモ(尾長鴨)の大群。近くにはヒドリガモ(緋鳥鴨)の群。
こんなものもいた。
ミコアイサ(巫女秋沙)の雄が一羽。何かを咥えている。獲物を捕らえたのだろうか。
1月29日 皇海山
いち早く晴れ渡っのは北の山々。
皇海山が新雪を被って宝石のように輝いた。
皇海山は日光市と沼田市にまたがる成層火山。渡良瀬川の最初の一滴はここから流れ出る。
榛名山
榛名山は、赤城山、妙義山と共に『上毛三山』の一つ。アウトドアスポットとして親しまれている。
榛名山は小型のカルデラを有する成層火山で、
カルデラの周りを掃部ヶ岳、天目山、相馬山、烏帽子岳などが囲み、カルデラの中には溶岩ドームの榛名富士がある。
最高峰は掃部ヶ岳(1,449m)。
右奥には草津白根山が白く見える。
コウノトリ チュウヒ
谷中湖周回路散歩中にこんなものも見かけた。
1月22日 逆立ちカモ
谷中湖東橋の上から覗くと、減水後にも残った浅い水場でカモの群れがざわついている。
マガモの採餌だ。
潜るのは不得手でも、浅くなると逆立ちして湖底のタニシなどが食べられるのだ。
マガモは雑食。
1月19日 ミコアイサ
湖上に巫女秋沙がいるなとカメラを用意する間もなく飛び出してしまった。
湖面をたたきながら助走する様はユーモラスだ。
この3羽はいずれも雌。
池内水路が減水して、谷中湖も水位が下がったので漁がし易いのだろう、このごろミコアイサが多い。
撮り鳥さん
撮り鳥さんたちが狙っているのはベニマシコ。
この季節、ベニマシコはアキニレの木に飛来する。人に慣れてきたので、今日のような静かな日が撮影好機。
史跡ゾーンの駐車場、広場にはアキニレの木が10数本植えられている。
ベニマシコを集めようと計画的に植えたのなら・・・、あっぱれだ。
1月14日 カワアイサ
谷中湖の観察台から覗くと川秋沙(雄)の白い姿が目に入った。近くに雌の姿も見える。
しばらく見ていると近づいてside by side。
カモ科の冬鳥。
1月11日 萱 場
史跡ゾーンの萱場で今日も取り入れ作業が行われている。
ここで刈り取られているのは茅葺き屋根に用いるオギ。
茅葺き屋根に用いられるのは、ヨシ、ススキがよく知られているが、広辞苑には次のようにある。
「屋根に葺くのに用いる草木の総称」
草葺とか藁葺とかもあるがそれらを含めての総称が茅葺きで、それらに用いられるものは全て「萱」と云う。
それらの中で最も強靭なのはここで刈り取られるオギだろう。
機械では下草のスゲなども巻き込んでしまう。
今日はその下草(ゴミ)を掻き出す作業で・・・、きれいになったオギは小さく束ねられる。
10月の台風19号の浸水で汚れているので、誇りまみれの作業だ。
1月6日 霜の花
道端に一見ゴミのようなこの白いものはガガイモの種子付き綿毛。
顔を近づけると綿毛にくっついた氷。
撮って開けると管上の長いものと、ブツブツとした氷が綿毛にびっしりとくっ付いている。
自然が作った造形だが、アニメの氷のお姫様のドレスにいいと思った。
ガガイモの綿毛は、霧の微小な水滴を数珠玉のように付ける。秋の楽しみなのだが昨年は見なかった。
真名子山
男体山、女峰山、太郎山が日光三山だが、この地方からは男体山に隠れて太郎山は見えない。
太郎山は男体山と女峰山の長男と知られるが、真名子山も男体山と女峰山の間に生まれた愛子なのだ。
男体山と女峰山の真ん中に見える。
11月3日 ベニマシコ
穏かな日でベニマシコがアキニレの木にやってきた。
雄雌を1枚に収めることができるだろうかとしばらく待ったのだが・・・。
ヨシ刈り
ヨシ刈りは、冬の遊水池の風物詩なのだが、年々減少している。
この刈り場は、水はけの悪い田圃の暗渠用に刈り取っている。地元の人の話によると、素焼きの土管と併用して埋められるようだ。
例年、史跡ゾーンでは、茅葺き屋根の屋根ふき用にオギも刈り採られてはいるが、今シーズンはまだ見ていない。
初日の出
日の出前、富士山は朝日を浴びて薄っすらと赤みを帯びている。
今朝も富士は霊峰だ!
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