2021年12月



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12月29日   北の銀嶺

昨日まで厚い雪雲に覆われていた北の山々が姿を現した。


日光白根山


最高峰は日光白根山。
日光白根山は、群馬県片品村と栃木県日光市の境界にある成層火山。
関東以北の最高峰で、標高2,578m。
白根山の左の小さな頂は錫ケ岳。成層火山で、標高2,388m。


ホトケノザ

厳寒でも可憐な花を咲かせるのは仏の座
花季は春だがこの季節にも花を付ける。霜にも負けないのはさすが雑草!
葉の形が蓮華座に似ていることからこの名をもらった。シソ科オドリコソウ属の越年草。


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12月27日   茅 場(かやば) 再掲

史跡ゾーンで今年も茅の刈り取りが行われている。

0数年前に「埼玉の方に送る」と聞いていたが・・・。
埼玉県三芳町のサイトには、文化財「旧島田家」の屋根の葺き替えに渡良瀬遊水地の茅が使われたとある。
写真からはヨシが使われたと推測できる。

 三芳町に問い合わせしたところ、オギとのこと。

遊水地でオギを刈っているのはこの場所だけだから、「旧島田家」の屋根の葺き替えに使われたのはここのオギで間違いない。


以下修正(2023.2.19)

2023.2.19。朝日新聞電子版で遊水地のヨシ刈り様子が報道された。
記事によると、第二調節池(小山市生井)で刈りとられるオギは茅葺用だとあった。
迂闊にも散歩人は知らなかった。
以前入ったカヤ場では暗渠用だと聞いていたので、茅葺用は第一調節池だけで刈りとられている早合点していた。
なお、三芳町で使われた萱は第一調節池のものに間違いないようだ。

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12月26日   今日の富士山

今シーズン最強の寒波だと報じられている。
北西の強風に晒されて、今日の富士山は荒ぶっていた。


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12月24日   茅 場(かやば)

史跡ゾーンの一郭で今年もヨシ刈りが行われている。
今日は、すでに刈り取った茅を束ねてトラックに積み込んでいる。

まだまだきれいな茅があるので、正月明けから刈り取り作業が行われるだろう。

茅とはかやぶき屋根に葺く材のことで、植物名ではない。
一般に茅葺にはススキ、ヨシ、オギなどが用いられるが、広義には稲わらや麦わら葺きも茅葺といわれる。

ここで刈り取っている茅は「オギ」。

オギは、ススキやヨシに比べると背が低くいのだが、細い幹は堅く強靭だ。

0数年前に「埼玉の方に送る」と聞いていたが・・・。
埼玉県三芳町のサイトには、文化財「旧島田家」の屋根の葺き替えに渡良瀬遊水地の茅が使われたとある。
写真からはヨシが使われたと推測できる。

 三芳町に問い合わせしたところ、オギとの回答を得た。

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12月21日     ミサゴ

頭上をが旋回した。旋回するだけでも珍しいのだが、2回、3回、4回と旋回した。
手ぶらいや足ぶらながら、おかげで大きい絵が撮れた。
それにしても何事か。

撮り帰ってPCで見ると・・・。
うんこした!


まさか・・・、散歩人の頭落そうとしたのだろうか。

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12月18日     秩父嶺玉子(ちちぶねたまこ)

晴れ渡ってはいるが、北の山々は厚い雪雲が覆っている。
一方、両神山から南の端の大山までは・・・、さすがにこの季節らしい姿を見せた。
秩父の山々は頂上付近に、昨日に降ったと思われる雪が見られる。

退屈で平凡な秩父の山並みだが、この山並みが関東平野に潤いをもたらす。
「母なる川」といわれる荒川の最初の一滴は甲武信ヶ岳。埼玉県の「郷土かるた」には『荒川は豊かな埼玉つくる川」』と詠われている。

1927年(昭和2年)アメリカから友情の人形としていわゆる「青い目の人形」が送られてきた。
日本では、日本国際児童親善会(渋沢代表)を中心として全国の児童などから寄付を集め58体の市松人形を作り、これを返礼とした。
渋沢栄一は、埼玉県の「ミス埼玉」に『秩父嶺玉子(ちちぶねたまこ)』と命名。

秩父嶺玉子』は、サウスカロライナ州チャールストン博物館に現在も収蔵されている。

サウスカロライナ州チャールストン博物館には「ミス埼玉」として市松人形が収蔵されているが、これは「ミス台湾」で、
ペンシルベニア州ピッツバーグ市カーネギー自然博物館に「ミス高知」として収蔵されている市松人形が「ミス埼玉」のようだ。

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12月14日     北の山々(那須岳)

北の山々が姿を現し、遊水地からもなかなか見えない那須岳が目視できた。
左端は太平山、その奥が高原山。その右端が那須岳。

那須岳は那須岳、茶臼山、朝日岳、三本槍岳の総称で最高峰は三本槍岳で1917m。
関東地方では、古から湯治場として知られている。


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12月13日     野 火

第一調節池から黒い煙が上ったのは午前10前。
東谷中橋から見ると横断道路の北、地内水路の西側のようだ。
北西の風に煽られてすぐには消えそうもない。


午後、北エントランスの土手上から見ると、火勢は衰えているもののまだ小さな火が見える。
消火作業が続いているので、夜までには鎮火するだろう。


元の新聞(電子版)によると、午後4時ごろに鎮火したとのこと。

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12月11日     カワウ

静かな湖面に一筋の白い線が見える。

周回路を回り込んで近づくと、河鵜の群れが漁をしているのだ。
カワウは1年中いるのだが、この時期谷中湖が減水すると集団で漁をする。

一回に1分以上も潜水して、1日に1羽で500gも食べるのだと云う。

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12月7日   男体山

厚い雲に覆われていた北の山々だが、薄っすらと男体山だけが見えた。
ちょっと怪しい雲も見えたので撮り帰った。


笠雲のように見えるが・・・・・・・・・・・・。
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12月6日   コウノトリ

谷中湖周回路脇の小さな塔からコウノトリが飛び立った。

このところ、遊水地には7羽のコウノトリが集団で滞在していると聞いている
朝日新聞デジタル版には、
この春遊水地で子育てをした「ひかる」(♂5歳)と「レイ」(♀2歳)。
昨年遊水地で生まれた「わたる」(♂)、今年遊水地で生まれた「りょう」(♂)。
野田市で放鳥された「カズ」(♂2歳。)
京都・京丹後市から飛来した今年生まれのメスと足輪のない個体が1羽だとある。


この個体の足環は右が黄緑、左が赤赤。
野田市のこうのとりの里から2019年7月に放鳥されたカズ(♂2歳)のようだ。


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12月4日   谷中湖減水

干し上げのために谷中湖が減水した。
満水の時には湖中に入ってしまう柳の木もすっかり現れている。

今年設置された干し上げの表示は・・・。

昨シーズンと実施時期が異なっている。
昨シーズンの干し上げは1月下旬頃からだが、今シーズンは3月上旬頃から開始とある。
干し上げが遅れればカモたちの在留期間も延びるだろう。


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12月2日   榛名山

本格的な冬の訪れだろう。昨日の雨で現洗われた大気で関東地方を取り巻く山々が姿を見せた。
榛名山は群馬県の「上毛三山」の一つで、上毛かるたには「登る榛名のキャンプ村」と詠まれている。
中央にカルデラ湖を持つ成層火山で、掃部ヶ岳、榛名富士、烏帽子ヶ岳、相馬山、水沢山、天目山などの総称。
最高峰は掃部ヶ岳で1,449m。

榛名山の右にr雪を頂いた草津白根山が見える。


草津白根山

群馬県草津町にある活火山。正式名称は「白根山」で他の白根山と区別するため「草津」の名も付けたと云う。
逢ノ峰、白根山、本白根山の総称。最高峰は本白根山で2,171m。
直近の噴火は2,017年1月で、噴石によって11名の死傷者が出ている。

 

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