2021年2月
2月25日 北の山々
晴れ上がって北の山々が姿を現した。
右に傾いたような姿を見せているのは皇海山。
皇海山は栃木県日光市と群馬県沼田市との境にある成層火山。標高は2,144m。
渡良瀬川の最初の一滴はここから流れ出る。
左の凸凹は袈裟丸山。
袈裟丸山は土地権栃木県日光市と群馬県みどり市の境にある成層火山。
前袈裟丸山、中袈裟丸山、後袈裟丸山奥袈裟丸山、法師岳の総称で、最高峰は奥袈裟丸山の1961m。
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足利山火事
日光のや山々はよく見えるのだが、赤城山は煙っている。
足利市で21日に発生した山火事が強い空っ風に煽られて延焼中なのだ。
鎮火の見通しは立っていないとのこと。
2月20日 干し上げ終了
谷中湖に水が入った。18日から注水したとのこと。
12月中旬から減水し湖底が見え始めたのが1月下旬だから、短い干し上げだった。
暖かくなる前の注水で、生き残った魚にとっては幸いだろう。
2月10日 ベニマシコ
しばらく見かけなかった紅猿子.。
レンタサイクル前のアキニレの木に数羽やってきた。
この時期のベニマシコは人影に慣れているのでかなり近寄れるから、粗末な仕掛けでも撮れる。
この赤い姿が人気のこの子は♂。
アトリ科の冬鳥。
北海道や青森県下北半島で繁殖して、冬になると本州以南に渡ってくるのだと云う。
可愛いので人気がある。
2月8日 ミサゴ
残った水場の上をぐるぐると回っているのはミサゴだろうか、と見ていると、突然水面を襲った。
タカ目ミサゴ科ミサゴ属の留鳥。魚鷹の異称も。
貴重種;準絶滅危惧(NT)
干し上げで浅くなった水場は格好の漁場になるので、この時期にはよく見かける。
英名はOsprey。
アメリカが開発した垂直離着陸機の愛称はオスプレイ。
ホバリングして獲物を襲うミサゴ様子から付けられた名である。
2月7日 ミゾコウジュ
4月並みの暖かい日であったが、朝はまだ冬の寒さではあった。
ヨシ原の日陰の溝香薷の葉には霜が残っていた。明日は冬の寒さに戻ると云う。
ミゾコウジュはシソ科の二年草。貴重種;準絶滅危惧
春には紫の小さな花を咲かせる。
コガモ
池内水路の護岸で日向ぼっこをしているのは小鴨。
雄の頭が継ぎはぎした覆面のように見えることからデストロイヤーの異称がある。
プロレスラーのザ・デストロイヤーの覆面は白色なのだが・・・。
やはり、日本人にとっては覆面レスラーの象徴はザ・デストロイヤーなのだろう。
カモ科の冬鳥。
2月5日 干し上げ
12月に始まった干し上げが完了したようだ。
記憶をたどると、
北ブロックのこの黄色い構造物は、干し上げが完了しても残った水場の中にあった。のだが・・・。
南ブロックのこの場所は最も広く水場が残る場所。
遊水地が整備される前は「おばけ沼」という深く大きな沼があったところ。
ここもずいぶんと狭く浅くなった。
年がたつにつれて年々湖底の凸凹が均されてきたようだ。
干し上げ後に残った水場は逃げ込んだ魚類の貴重な生息場所だから、どうなる?
干し上げ案内の看板を確かめてみた。
2015年の小さな画像が残っていたので、比べて見ると、説明の一部が無くなっている。
無くなったのは・・・。
●魚類への影響はないの? 干し上げ時点でも水面が20%程度残るため、魚類への大きな影響はありません。 |